2015年10月22日木曜日

風俗日記

10月21日(水)の日記
下ネタなんですが、けっこういい話だと思うんだけど。


8時・起床、二日酔で気持ち悪い。水飲んでごろごろする。 
10時・スーパー銭湯にいく。平日の銭湯は老人たちのサロン。俺だけ若い。でもサウナ我慢比べで爺たちに負ける。 
12時・湯船で血行が良くなったのか、股間がムラムラしてきたので、スマホでチェックして駅前の風俗(ピンサロ)にいくが、待ち時間が長く、他の店にオンサイトでぶらりと入る。 
13時・テキトーに入った店だが、パネルで可愛い子を見つけ、当たりだ!と思って、喜び震えてニヤつきそうになるのを我慢して、「じゃあこの子で」と、クールに指名。歯を磨き、うがいをして、爪を切り、入念に爪をとぐ。

5分後、マシュマロ系というか、ビアダル系女子が出てくる。がっかりする。なぜ、さっきの店で1時間待てなかったんだ、このバカ野郎!と、心の中で愚息に罵詈雑言を吐く。ブーデーとはいえ、快活で人当たりのいい子だけに、この子には悪いが、ちょっとイケないかもなぁ、と思うと、しんみり。

10分後、射精。不覚にも、愚息を拭いてもらうときにはフル勃起しており、なおかつサービス精神旺盛な嬢で、凄く気持ちよく、いつも以上に速射であった。 

3分後、お茶しながらピロートークタイム、このマシュマロ女子、ヌかれる前からよく喋る女だなぁと思っていたが、話の内容がむちゃくちゃ面白くて、これは可愛いだけの子より、はるかに引くのが難しい大当たりであると、反省した。近隣の店のガサ入れ裏話、性に対する探究話など、内容もディープでくっそ面白かった。

 嬢「気持ちよかった?それにしても、すっごい、いいサイズでしゃぶりやすいチンコでした」 
俺「なにそれ?生まれて初めてそんなん言われましたわ、ていうか、そういうのあるのね」 
嬢「ありますよぉ、なんというかサイズ感が私の口にぴったりでやりやすかったです」 
俺「ヌキ屋ならではの斬新な表現で、そのセリフ感動です」
嬢「舐め太郎さんって、どんな性癖があるの?」
俺「いたってノーマルだとは思うんだけどなぁ」
嬢「私もそう。でもね、追及したいのよ、性に対して、そういうのない?」
俺「まぁ、あるっちゃある。前立腺マッサージとか、そんなに気持ちいいのなら、人間としてせっかく生まれたんだから、やっておかなきゃってのは思う。なかなか思い切れなくて先延ばしにしてきたけど」
嬢「せっかくだから、気持ちいいことって追及した方が、人生ぜったいにいいと思うの。このお店は前立腺マッサージしてないし、ここでやっていいのかわかんないけど、私、お客さんに言ってるのよ。ローションとかちゃんともってきてくれたら、やってあげるって。それが合う合わないは人によると思う。でも、知らない世界を経験することって大事でしょ?人生ってそれがどれだけあるかじゃないかしら」
俺「あぁ、僕もそう思う。性的なことだけじゃなくて、あらゆる面でね」

……。

俺「最近、風俗って行ってなかったんだけどさ、久々に来ていいなぁって思ったよ。お姉さんの話、すごく面白いし。特にこの手のピンサロって味があっていいよ。デリヘルより僕は店舗型の風俗の方が好きなんだよね。店舗の方がなんか、街で遊んでるって感じがあるでしょう。でも最近は店舗型の風俗って減ってるよね。10年前と比べるとさ、最近は栄や錦もすごく寂しくなってるよ。デリヘルブームと不景気、行政の浄化作戦とかで、今や歌舞伎町ですらサッパリしちゃってるしね。でもここらの風俗とか街並みって、俺が高校のころから変わってなくて好きだな。地方じゃ、こんなとこもう珍しいよ」 
嬢「そうなんです!風俗って日常から一歩離れたとこにあるべきで、お客さんに非日常を提供しなきゃいけないと思うの。デリヘルだとホテルだから、非日常感が少ないよね。家から電話して予約して、車でインター近くのホテル行って……。それって効率的だけど、ちょっとドライで薄まった行為だと思うの。雰囲気もね、同じヌキでも違うの。例えば、同じものを買うにしても、昔ながらの商店街で買い物するのと、郊外のイオンで買い物すること、あるいはアマゾンでポチっとでじゃずいぶんと差があるでしょう。だからね、私は昔ながらの店舗が好き。日常の街から扉一枚隔てて別世界があるでしょ」 
俺「わびさびの世界やなぁ。俺もまったくの同意見。呼び込みやボーイさんもいろんな人がいて、楽しいし。待合室で他のお客さんと一緒になるのもなんか、いいしな。常連にならなければ、もう一生会わないんだろうけど、お客さんもその瞬間だけの同志なんだよ。親ぐらいの年の人や、普段はエリートサラリーマンだったりする人が、同じ目的で隣に座ってドキドキしながら待つ。プレイに入れば壁を隔ててエロいことをしている。絶対に普段は関わらないような人種が、そのときだけは同志なんだよね。ちょっと気恥ずかしい感じがあるけど、それも味わいでさ……」


やはり、クライミングと風俗というものは、非日常感という部分でつながるのだと、嬢の話を聞いて再認識。対面したときはがっかりしてたのに、帰るころには、また指名したいどころか、この子と付き合えたら人生楽しくなりそうだなぁと思っており、完全にやられてしまっている。すばらしいヌキ屋だった。

14時 駅前の海鮮カフェでランチ 
15時 ボルダージムで、スタッフといかにして女子客を増やすかバカ男子会議→俺がジムTシャツを作り、さりげなくアピールするという話になる。(強引にアホ話に付き合ってもらっただけだけど)
18時 さっそくヤマダ電機でプリントTシャツ用紙購入
19時 お絵かきして、プリント。 
20時 ジムに戻って、シャツお披露目する。俺は人前でうんこするのもオナニーするのにもなんの羞恥心も感じないが(人前でオナニーしたことないけど)、これは恥ずかしかった。 (なんのプレイだよ、あと、ここ(セクシーブログ)でホームジム公開するのは営業妨害ではないかと思えてきたけど、まぁ、いっか。たのむ、出禁にしないでくれ!)
21時 スーパーで買い物 
なう 鍋食いながら晩酌して、つらつら 



書いてるときは脳が熱暴走していてイケてると思ってたけど、いざTシャツに貼り付けると、むちゃくちゃダサいし恥ずかしくて後悔した試作Tシャツ用イラスト。イラスト女子は世界の野口のあきよちゃんのムーヴトレース。さすがにこれでTシャツは無いな、と、思った。(マゾのオナニーや)。あと、どうでもいいがクライミング”好”ジムではなく、クライミング”女子”ジムです。そもそも女子専用のジムじゃないんだけどw




貧乏なので金銭的に明日も風俗探索ってわけにはいかないけど、たぶん明日も似たようなゆるい1日を送る。
無職さいこー!!働いてる人、ざまーみろ!!(原稿締め切りが恐怖で現実逃避している)


知、いろいろ

今月からエイ出版ランドネで、女子向けエッセイ連載。

あこがれ続けた念願のアウトドア女子雑誌掲載なのに、いきなり風俗ネタと合わせて告知してるし、なんて天邪鬼なんだろう、俺は。30過ぎてもいい子になれないですねぇ。以前、某有名アルパインクライマーS藤U介氏に「舐めちゃん、もう30過ぎてたの!?落ち着かねぇ30代だなぁ」と言われたけど、まぁ、僕はそうとう頭を強打しないかぎり、落ち着くのは無理だろうなぁ。あ、S藤U助って、佐藤裕介な。
ランドネもせっかくチャンス頂いたので、速効の連載打ち切りにならないように頑張らねば。基本的にはサブカル&女子話です。第一回はジャージ女子と、ジャージの機能性の良さについて書いたのだけど、よくよく考えるとこれってメーカーも敵に回すなぁ。わはは。そら山ではきちんとしたアウトドアブランドの服の方がいいに決まってんだけど、貧乏人には安物系も大事なのよね。オシャレ的な観点で言っても、ハイキングやボルダー程度なら街ブランド混ぜた方が幅でるし、すっげー可愛い子がワークマンの服着てたら、萌えるでしょう。(俺だけ?)
まぁ、スキーヤークライマーの故・新井裕己が山と渓谷社・ロクスノで連載していたハードコア人体実験みたいなもんということで。ま、僕には東大行ってた新井氏のような知識も知性もないが。なにせ最終学歴、工業高校卒ですから。ちなみに僕はいつもインナーは割とメーカーのいいの着てて、外はジャージとか、寝間着みたいスウェットとか、ボロボロの作業着です。自分で言うのもなんだが、たぶん、僕ってクライマーとしては日本でトップクラスに藪漕いでると思うんだけど、この手の登山って一瞬でアウターがズタボロになります。だからアウターはワークマンの作業着とか、買い取り王国とかBOCK・OFFの中古化繊服になっちゃうのよね。あ、でも、僕、高校生のときはDCモードってて、原宿オシャンティー世界代表のスマート編集部発行のFRUiTSにスナップされて1Pデカデカ乗ったことがあるねんで、これ、自慢ね。

1025日 名古屋IBS石井スポーツで四角友里、YURI'S Market(告知とかいって、参加はお客としてです。アウトドア女子のカリスマ四角さんにとって、こんなイメージダウンになる告知もないなぁ。ごめんね)

1031111日、三重県いなべ市青川峡キャンピングパーク、ランドネ山大学。さっきイベントの存在を知って、近場だし俺も行っていいですか?と、おされ女子編集者のY女史にダメ元で聞いたら、奇跡的にOKもらえた。なんと、天女のような優しさ、目から鱗だ。現場では基本的には黒子に徹し、スタッフやお客様の荷物持ち・靴磨きでもしようかと。イベントに参加されるかたは、手元・奴隷のようにお使い下さい。(これもアウトドア女子最高峰ランドネ&いなべ市のイメージダウンだなぁ、僕としてはオサレ女子とたき火できるだけで、人生の本懐なんだけど、これに比べたら称名廊下の完全遡行とか、小さなもんだ!大西さん、ごめん)

1114日モンベル大阪会場で2015モンベル冒険塾・講師

ゴルジュと冒険論を話す予定ですが、僕は完全に箸休めのネタキャラ。他の講師陣がおべんちゃらではなく本当に豪華。
(モンベル辰野会長、グレートジャーニー・関野良晴氏、紛争解決請負人・伊勢崎賢治氏)



では!

2015年10月18日日曜日

2015 称名廊下

称名廊下2015

「日本最後の地理的空白部、称名廊下」、日本一の滝・称名滝(350㍍)の上部に存在するこのゴルジュは、約2㌖に及び、200㍍の両岸に挟まれ悪絶な水路と滝を構成している。2013年、東京の大西良治による単独での計3度、のべ11日間に及ぶ遡行が成功するまで、このゴルジュは日本最後の未踏の地として君臨し続けていた。
 この秋、私とパートナーの藤巻は、この称名廊下を1プッシュ、1度の遡行で突破するつもりで称名の前に立った。廊下内を側壁の登攀に終始するか迷ったが、私たちは極力水線沿いに突破するゴルジュストロングスタイルと呼ばれる方法を選んだ。藤巻は泳ぐのがどうしようもなく好きなのだ。
 入渓前、雨が降り続き、普段は渇水のハンノキ滝は、春を思わせる豪瀑と化している。こんな状態で世界最難のゴルジュに入る。キチガイ沙汰であるが、それぐらいの覚悟を決めないとやれない。あぁだこうだ言い訳していたら生涯この課題を触ることすらままならない。
 一昨年に空荷でトライしたとき、駐車場からF9までをほぼ空荷とはいえ日帰りで往復していたので、初日はF11手前まで行くつもりであった。だがそうは上手くはいかない。増水と7日分の荷が入ったザックのおかげでペースが上がらなかった。
「こんな所で落ちるわけないだろう、ランナーやビレイ点に時間をかけすぎだ」
 と、慎重な登攀を続ける藤巻に苛立ってしまい、一回り以上年上の彼に対してつい口にした。
 逆に藤巻は5センチ飛距離が足りなければ350㍍吹っ飛ぶ称名滝ジャンプや、濡れた側壁をろくにランナーを取らずにサクサク進んでいく僕に恐怖を覚えたらしい。たしかに、出だし9ピッチは2回目なので、落ちないといっても5.95.11台のピッチが連続し、おまけに一昨年と違い壁はぐしゃぐしゃに濡れていて、背中には重量級のザック。増水して濁流と化した水路は落ちればどこでも死ねる。僕は気合が入りすぎておかしなことになっていたのかもしれない。
 かと言って、僕は僕で、出だしから「時間短縮」といって増水した水温5~6度の釜を泳ぎだす藤巻を見て、「頭がおかしい」と思っていた。
 入渓初日は大西河原でビバーク。平な場所など殆どないゴルジュ内にあって、3畳ほどの奇跡的な河原。ゴミと湿った小枝を燃やしてたき火をする。アプローチ用の靴の中敷き、プラティパスの水筒、予備の手袋、予備の防水用の袋、ネオプレーンのリストバンドなど、無くてもよさそうなものは思い切って燃やした。粗食をかじり、わずかな火で暖をとる。かじかんだ足に血流が戻る。
 湿度100%の中でもたき火ができるようになったのは、ここ1年のタイ、ミャンマー、ガダルカナルでのジャングル長期遡行の経験のたまものだろう。おかげでクライミングからは1年遠ざかっていたが……。
 ガダルカナルに行く前は、長期遡行にそなえて体重を76~7キロまで増やしていたが、それから1か月ちょっとで称名にそなえて66キロまで体重を落とした。ガダルカナル帰国後はジムで5~6級のボルダーが登れなかったが、2週間で最終的には1級が登れるまで調節した。時間が無いなりに身体をクライミング仕様にしたつもりだが、急激な体重の増減で体の耐久力が落ちているのを感じた。寒さがきつかった。
 2人で1.3Lもってきていたハードリカーは昨夜、入渓点手前でほぼ飲み干してしまっていて、水で30倍ぐらいに希釈されたブランデーを飲んだ。あこがれ続けた称名のど真ん中で、たき火と酒、沢ヤの本懐だ。
 シェラフに潜り込む。気温は0度近くまで下がる。谷底には水の冷気と滝のしぶきと風、気温よりはるかに寒く感じる。2人とも夏用のペナペナのシェラフにペナペナの防寒着、ほとんど眠ることはできない。
 朝、むちゃくちゃ顔がむくんでいるといわれた。2人ともウォータースポーツ用のドライスーツに身を固め、きついクライミングシューズで攻めたのは良かったが、そのせいで手足がうっ血し、顔がアンパンマンのようにむくんでしまっていた。クライミングシューズを履くのが苦痛だった。
 F10手前で藤巻が水流を渡り、被った壁をネイリングで上がる。一度フォールして水面にたたきつけられる。何十ダースという浮石を落としながらつるべで側壁を登攀していく。
 ボロボロの壁に決めた小さいナッツ一本で水面まで懸垂し、今度は私が水面から垂壁をネイリングで登る。リスが柔らかく、ピンが抜けてフォール。2メートルの高さから藤巻に体当たりする。藤巻が悶絶した。
 幸い、藤巻の怪我はひどくないようだが、自分が焦っているのが分かった。駄目だ、落ち着け。再び慎重に登っていった。
 体感5度の冷水と濡れた壁の登攀が続き、手足は痛み以外の感覚を失っていた。
そんな状態で目の前にF11のラインが見える。攻めたラインで登ろうとするなら、びっしょりと濡れて被った壁をプアなプロテクションでランナウトすることになる。核心はボルダーで1~2級ぐらいになるだろう。気合を入れて取り付いたとしても、成功確率は五分五分。
 ランナウトに耐え、吠え、登る自分を想像する。落ちる自分を想像する。
 落ちてピンが抜ければ水中に落ちる、はたしてこんなボロボロの身体で冷水流の中からユマーリングで脱出できるのだろうか。最悪、流れに飲まれて溺死するかもしれない。
仮にこの1ピッチが成功してもこの先はどうだろう。F11よりさらに厳しいであろうF12~が、黒光りしたいかつい壁をたずさえ、凄まじいプレッシャーを放っている。
残りの日程、食料、天気、体のコンディション……。完全遡行するつもりで入っていた気合いと集中力が切れたのが自分でも分かった。
「あぁ、駄目だ。1度でも弱気になったら、こういうのはもうダメだな。やめよう。ここでビバークして明日、戻ろう」
 湿った外形したテラスに、ハンモックをぶら下げ、ミノムシのように寝た。自然落石がすぐ傍をかすめる。ほとんどお座り状態で吹き曝しの風、寝られない。ハンモックでは小便するのも服を着替えるのも重労働だった。K6の氷壁での雪崩に打たれ続けてのお座りビバークを思い出した。
 戦略が間違っていたのだ。水に触れながら完全遡行できるほど称名は甘くなかった。
 翌朝、足は病気のようにパンパンに浮腫んでいて、完全に靴が履けなくなった。敗退するといってもここから落ち口まで12~3ピッチの悪い側壁登攀をすることになる。リードは藤巻に任せ、クライミングシューズをスリッパ履きにして、フォローに徹する。垂直のクライミングと違って、永遠トラバース、しかも下りになるのでフォローも必死だ。
 F5の横の濡れた窪地でもう1泊ビバーク。翌朝の雨予報におびえながら寝た。
 朝、晴れている。よかった。出口まではもう少しだ。
 細かく記録をとっていなかったが、F11までで約18ピッチ、帰りが約14ピッチ、短く切っていたとはいえ、4日間の登攀で約32ピッチもロープを出したことになる。
 30枚あったハーケンは懸垂支点などで10枚までに減り、50メートル分用意した6ミリロープも懸垂下降の捨て縄などですべて無くなっていた。
 減水して来たときの半分ほどの水量になった称名滝落ち口をジャンプする。350㍍下には称名滝の展望台に多くの観光客が見えた。
 出口となる称名滝の落ち口から大日平へ向けて2ピッチ登る。さっきまですべての衣類を着込んでもガダガタと震えていたのに、たった60㍍谷から離れただけで暑さを感じだし、Tシャツ1枚になった。さらに2ピッチ登り、藪をこいで大日平の草原に飛び出す。上裸になって日差しを楽しみ、濁った水たまりの水を飲んで乾きを癒した。地獄から一転、楽園だ。
 対岸には室堂へ向かうバスが見える。藪をこぎ、登山道を降りると紅葉の滝見の多くの観光客がいた。
「女だ、女。生の女。はぁ~、やりてぇなぁ。あと酒、琥珀色のウィスキーのダブル」
「出ました、ナメちゃん、ほんと外道クライマーだねぇ」

周囲を観光地に囲まれながら、他に類を見ない隔絶された世界を築きあげている称名廊下、日本の宝であると思う。


また来年だな。
舐め太郎(宮城公博)


 
入渓時、連日の雨で増水したハンノキが迫力


藪漕ぎと4ピッチの懸垂で称名滝落ち口へ、夏冬合わせて4度目の光景だ。


増水した称名ジャンプをする藤巻。失敗すれば350㍍吹っ飛ぶ。
思えば僕は6回もこれをやっている。


F10、水中から新ラインで攻める藤巻


左壁が敗退を決意したF11のライン。ダイレクトトラバースは魅惑的だが、これは上から斜め懸垂が正解だろう。


行きは右から、帰りは左から。


大日平の草原、何度来ても天国のようだ。地獄のような称名とのギャップが素晴らしい